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米4大留学失敗者が語る英語の出直しするまでの経緯4

私は、自分のいい加減さをよく知っているので、具体的な勉強の環境面の改善から着手しました。自分のこれまでの失敗でありがちなのは意気揚々と参考書などは揃えるけど継続できない、1週間もしたらやってなくなり、1ヶ月後には参考書はゴミになり決心しようとしたことすら忘れ去っていることです。

このような事態を避けるために、私の中で大きな課題であった酒を大幅に削減しました。お酒というのは大変美味しく、皆でワイワイ楽しいのですが、悲しいことに私の場合、飲み始めたら最後、夕方5頃から夜11時くらい、遅ければ朝型まで平気で飲んでいるからです。今日は1杯だけなんて決心しても1杯で収まった試しがありません。ほどほどができないから0か1です。そして、飲むと加齢と共に睡眠回復力が落ちているので、睡眠時間もいつもより多めに欲します。元々、嫌で嫌で始めた勉強ではないので、どう考えても飲むことさえ制御して夕方7時に家に到着するようにすれば、必然的に勉強するようになるはずだと考えました。そして、寝起きがだるい。私は、前々からこれを全て止めれば学習時間を確保できる目処が立っていたのですが、止められないから学習時間が確保できないという悪循環した。酒飲みの方は分かると思いますが、口でいうより難しいです。私の場合は約3年かけて量を減らして最終的に飲まなくても平気というところまで持っていきました。

酒さえ飲まなければ夜6時頃からシラフで学習時間は寝るまで確保できます。正直、辛い日もあるので、やらない日があったとしてもトータルで考えたら十分勉強時間は確保できることが分かりました。

大敵であった酒を対峙して、更にモノを減らしました。私は、元々、そんなモノにあったわけではないのですが、更に減らしました。遊ぶ選択肢やモノが多いと意思決定力を消耗しているからです。なるべく選ぶ選択肢を減らして、時間がある時は単語帳に向き合うという一種のルーティンのようなものを作り上げました。

これで勉強時間の確保が苦にならずできるようになりました。

最後に、仕事、友達付き合いの飲みや約束。私は、これまでは呼ばれたら余程のことじゃない限り、断らないのですが、急な誘いは断腸の思いで断るようにしました。これも理由は簡単で勉強時間がトータルで合わなくなってしまうので、進みがどうしても悪くなるからです。逆に予定が事前に把握できている予定に関しては、事前に多めにするなどして調整が効くので、事前に予定調整するなどして対応することにしました。起床時間から活動工数を逆算してしまうと、フレキシブルに対応しづらくなっており、これは今後の自分との課題です。